先輩たちのことば

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U・A【出身】創価大学  文学部 人間学科 卒

いんば学舎・草深/養鶏班
これが私の仕事です!

事に育てたニワトリの新鮮な卵をみんなで収穫。養鶏班の主な仕事は「ニワトリを育てること」と、生んでくれた「卵を集めること」。育て方は「平飼い」という鶏たちが鶏舎を自由に動き回れる形を取っており、餌は一般的によく使われる飼料と、トウモロコシから栽培して作るもの、他の班の余りものの野菜を緑餌(りょくじ)として与えています。そうやってのびのびと育てた鶏たちからは、1日にだいたい100個前後の卵が集まるので、朝と昼に集卵を行っています。1日の主な流れとしては、午前はメンバーと一緒に草取りや養鶏班の畑での野菜の栽培などを行い、午後は配達に行く人と作業をする人とで分かれます。メンバーが帰った後は、記録や個別支援計画書の作成などを行い、1日の業務は終了です。

だからこの仕事が好き!

何気ない、当たり前の時間が、私の幸せ。メンバーと会話し、みんなで笑って、作業をして。そんな何気ない時間が私にとってはとても幸せで、毎日楽しく過ごせるということが嬉しいです。入社したばかりの頃は不安もありましたが、メンバーの、特に女性陣が温かく迎え入れてくれた時にはとても感動しました。また、どう接したら良いか分からないメンバーもいましたが、少しずつ関係を深めていくうちに向こうから話しかけてくれることが増えたりと、生活の中にちょっとした変化や感動を感じられるのはこの仕事の魅力だと思います。社会人になるまで「仕事って楽しいのかな?」と考えたこともありましたが、仕事がこんなに楽しいとは思っていませんでした。そのくらい毎日が充実しています。

ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 

「共に」「障害を個性として」という方針が私の理想とピッタリでした。東京都でやっていた福祉施設のインターンに参加しこの業界に興味を持ち、「こういう施設で働きたい」と自分の中で理想を持つようになりました。その後、いくつか選考を受けた中で私の理想と施設の方針がピッタリだったのが印旛福祉会でした。障害を障害としてとらえずに「個性」としてとらえる考えに惹かれたのと、自然に囲まれてすごく良い雰囲気だったのが大きな理由になりました。実際に入社してからは農作業など普段できないことをたくさん経験しましたが、それよりもメンバーと過ごす時間がとても魅力的で、ここを選んでよかったなと思っています。

これまでのキャリア

2018年新卒入社

この仕事のポイント

仕事の中身 人の成長やスキルアップ、キャリアアップをサポートする仕事
先輩からの就職活動アドバイス!説明会に参加すると、それぞれの施設がどんな方針・理念で運営しているのかがとてもよくわかると思います。そういった方針・理念が自分に合っているかをしっかり考えて選ぶのが良いかと思います。とはいえ、最終的には直感やフィーリングを大事にしたほうがいいと思います!

M・M【出身】和洋女子大学 人文学群 心理社会学類 人間発達学専修 こども発達支援コース卒(現在 子ども発達学類)いんば学舎・岩戸

これが私の仕事です

小学校1年生~高校3年生までの障がいを抱える子ども達が通所している放課後等デイサービスで、療育を行っています。午前中は、1日の流れの作成や実績準備等の事務作業を行っています。午後から毎日打ち合わせを行い、その日に通所してくるメンバーの最近の様子を共有しています。学校から帰ってきた後は、一緒に遊んだりその日の活動(音楽活動や体操活動、創作活動等)を行ったりしています。ほっぷは1日約20人の子どもたちが元気に通所してきます。支援学校に通っている子も地域の学校の支援学級に通っている子も一緒に過ごしている為、活動の内容はみんなが楽しめる項目を入れられるように工夫しています。

 だからこの仕事が好き

良い意味で毎日が同じではないことが楽しく感じています。その分、悩むことも考えることも多くありますが、その先には思いもしなかったことが起こることが多々あります。私はそれが楽しくやりがいだと感じています。また、この仕事は正解がないので、一緒に働いているスタッフと仕事の話をすることで、様々な方向から物事を考えられるのも良い学びとなり、自分の保育を見直すきっかけにもなっています。

 ズバリ!私がこの会社を選んだ理由

学生の時の保育実習をいんば学舎・松虫で2週間行わせていただき、実際にいんば学舎の生活を体験したこと。メンバーとスタッフが同じ立場で協力してあっていたり一緒に笑っていたりする姿をみて、私もここの一員となりたい!と思ったのがいんば学舎を選んだきっかけです。

 これまでのキャリア

2017年4月 新卒入社 いんば学舎・松虫 (1年目 農耕班 2、3年目 手織り班)
2019年4月      いんば学舎・岩戸 (4年目~ デイサービスセンターほっぷ)
 

先輩からの就活アドバイス

私は実習でいんば学舎を知りました。初めは幼稚園教諭を目指して大学へ入学しましたが、幼稚園や保育所での実習を終えて、何かが違うような気がしていた中でのいんば学舎での実習でした。いんば学舎での実習は初日から楽しく、私もこういう雰囲気のところで働きたいと漠然と考えていました。その後、ボランティアとして共に過ごさせてもらってから面接を受けました。実際、現場を見たり話を聞いたりして自分が働いている姿が想像できるかが意外と大切なのかもしれません。
 

【出身】文教大学人間科学部人間科社会福祉コース

いんば学舎・松虫/穀物班
これが私の仕事です

個性豊かなメンバーと共に農作業をしながら生活をしています。畑では主に落花生や大豆を育てています。夏は暑さと雑草との闘いでもあり、大変ではありますがみんなで真っ黒になりながら作業するのも楽しいです。冬には味噌仕込みを行っています。まさか自分が釜で大豆を煮るとは思ってもいませんでしたが、おかげで色々な知識がつきました。種まきや収穫等、様々な作業がある中でメンバーが得意なことで生き生きと活動出来たり、作業がしやすくなるようサポートしたりしています。みんなでいれば楽しさも喜びも倍増。畑でトマトをつまみ食いしたり、公園で遊んだりと息抜きもしながら過ごしています。

だからこの仕事が好き

毎日メンバーに笑顔と元気をもらっています。嬉しい・楽しい・面白い気持ちを全面に出してくれるので、自然とつられて笑顔になります。毎日声を出して笑うってなかなかないことだと思いますし、それだけ楽しいことがたくさんあるんだと思うと、この仕事でよかったなと思います。些細なことではありますが、大きな声で名前を呼んでくれたり、話しかけてくれたりするととても嬉しくなります。大変なこともありますが、それ以上に溢れるパワーでぶつかってきてくれるので前向きな気持ちになれます。

ズバリ!私がこの会社を選んだ理由

農福連携であること、そして直感です。実習先(障がい者施設)は室内作業がメインで、小さな畑はありましたが外作業はほとんどありませんでした。天気がいい日は外で作業できたら楽しそう!という気持ちから農福連携の施設に興味を持ちました。その後いくつか施設を訪れましたが、直感でここだ!と思った場所がいんば学舎でした。

これまでのキャリア

2020年4月 新卒入社 いんば学舎・松虫(穀物班)

先輩から就活アドバイス

少しでも気になったところは、実際に見てみると良いと思います。私もいんば学舎に訪れたことが決め手になりました。自分にピッタリかも、自分がしたいことと少し違うな、と説明だけではわからない部分を感じることができます。また、やりたい・興味のある仕事なのかだけでなく、周りの環境や自分が心地よく過ごせる場所なのかも大切だと思います。自分の生活があっての仕事なので。
 

K・I【出身】 大原簿記公務員専門学校千葉校 法律行政科

ふれあいサポートセンターいんざい 生活支援員、訪問支援員
これが私の仕事です!

「生きづらさ」を自分らしい何かに変える糸口を、一緒に探すことが私の仕事です。現在所属している、ふれあいサポートセンターいんざいでは、「自立訓練(生活機能)」というサービスを提供しています。自立訓練では、「将来、働きたいけど、コミュニケーションが苦手で、人とのかかわりに不安を感じている人」や「自分の得意な面の活かし方がわからない人」、「自分の苦手な部分をどう補っていけば良いかわからない人」などの悩みを抱えた方が、社会生活をしていく上での困難さを改善し、より充実した毎日を過ごすための練習の場となっています。私たちは、利用されえるメンバー(利用者)の生活事情を考慮しながら、目標の実現に向け模索し、共に行動(経験)する過程を大切にしつつ、メンバーの様々な能力が発揮できるような関わり方を心がけています。「生きづらさ」を感じる人の多くは、苦手意識が強い方が多いです。この場合、苦手な人や、苦手意識を感じる自分自身に対してネガティブな感情が芽生え、不快になって心を乱します。苦手なものに対してマイナスに捉えるのではなく、プラスに働きかけることが出来れば、苦手なものに対しての意識も変わっていきます。そんな意識的な改革が最も重要な支援だと私は思っています。

具体的な仕事内容

個々に合わせた支援スタイルである為、活動内容は多様です。
・体力をつけたい人 
 →筋トレメニューを考え、一緒にトレーニングをします。
・対人関係スキルを身に着けたい人
 →SST(ソーシャルスキルトレーニング)などで、コミュニケーションの勉強を一緒に行います。
・料理ができるようになりたい人
 →作る手順を考え、買い物から片付けまで一緒に行います。
などといった、様々なニーズに合わせてプログラムを一から作成していきます。

私は、主に体力系(筋トレ)やSSTなどを担当しています。特に得意分野というわけでもありませんが、日々、メンバー(利用者)と一緒になって行っていくことで自分自身のスキルアップにもなります。余談ですが、筋トレの成果か、配属されてから約3年で15キロ瘦せることができました。

この仕事のやりがい 

日々の地道な支援が、その方の成長やその先の糧になったと実感した瞬間にやりがいを感じます。

印象に残った出来事

ふれあいサポートセンターいんざいは、平成30年12月に開設された新しい施設で、私はオープニングスタッフとして、有難いことに立ち上げから関わることが出来ました。いんば学舎として、自立訓練事業は初めての試みで、施設として真っ白な状態からスタートしました。開所当初は、何もかもが初めてのことで戸惑いなどもありましたが、すべてのことが新鮮で少しずつ形になって行くことに、喜びややりがいを感じました。貴重な体験をさせていただいたことに感謝しています。この経験を次に繋げていきたいと思っています。
 

N・K【出身】法政大学  経営学部 経営学科 卒

いんば学舎・松虫/穀物班
これが私の仕事です!

落花生の栽培からイベントの企画、送迎までを担当しています。穀物班の運営を任せてもらっているので、10名のメンバーと一緒に落花生や大豆の栽培から、お菓子作りを担当。旅行や収穫祭などのイベントの企画運営や、送迎用の車輌の整備や送迎代行の管理も大切な仕事のひとつです。イベントなら“ただ単純に楽しければ良いのか”という視点を持ちながら、メンバーの日中活動を豊かにするための企画を心掛けています。また、メンバーの表情や身体の動き、靴底の汚れ具合から、その人の体調をチェックしたり、落花生などの栽培が利益を生むかどうかも考えていますね。

だからこの仕事が好き!

毅然とした態度で臨むことも。親御さんが亡くなり、生活する上で様々な困難が生じているメンバーの生活をサポートすることは心を砕きがちですが、時には毅然とした態度で臨むことも必要不可欠なことです。そんな振る舞いが結果として、本人やご家族から感謝の言葉となることもあります。人の役に立つというのはとても難しいことですが、福祉の仕事には醍醐味と喜びが常にありますよ。

ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 

対等な立場で向き合えること。農作業を中心に自然と向き合い、障がいのある方と対等な立場でお互いを認め合い、生活を営む。という理念に共感し、入社を決めました。

これまでのキャリア

入社後、手織り班に所属。
2013年4月から現在の穀物班に異動。
2014年4月に主任になり、穀物班の運営を担っています。

この仕事のポイント

仕事の中身 人の成長やスキルアップ、キャリアアップをサポートする仕事
先輩からの就職活動アドバイス!障がいを持つ方々と真摯に向き合い、関係を作り上げていく中で得られる喜びや充実感は言葉では形容できないほどのものがあります。障害福祉に抵抗のある人は少なくないと思いますが、人間として大きく成長できる仕事であることは間違いありませんよ。
 

A・I【出身】成田国際福祉専門学校保育士科卒

いんば学舎 花かご(いんば学舎/育児休暇経験者)
これが私の仕事です!

基本的に毎日通勤中の車内では、“今日は畑でこんな作業をしよう”という事を考えながら向かっています。もちろん天候に左右されることはありますが、日々何かしらの作業に追われている事に大変さと嬉しさを感じる事が出来ています。メンバーと共に農作業を基本とし自分達で育てた野菜を使い、漬物やクッキー等を作ったりもしています!また、共に働くスタッフとのコミュニケーションも大事な仕事の一つかなと思っています。男女の比率や年齢層も含め、農業の話、子育ての話、若者の流行など刺激を貰える貴重な時間も私が仕事を頑張れる糧になっています。他にも行事の企画・運営も行い、みんなが楽しんでくれている姿を見てホッとしている自分がいるのも心地よいです。
 

だからこの仕事が好き!

一日を通して笑わない日がないと言えるくらい、何かしらの面白いハプニングが起こります。かと思えば、自分の失敗や想定外の出来事に気持ちが落ちてしまう時もあります。しかし、トータルすると圧倒的に笑って、楽しいと思える気持ちが上回っていることに気が付き、これまで長く働くことが出来ているのだと思います。後は純粋に人と関わることが好きですし、外で体を動かす事も好きです。四季を感じ、旬のものを育てる生活が自分には合っているのだと感じます。農機具の操作や畑の知識など同年代の
 

ズバリ!私がこの会社を選んだ理由

元々は保育士を目指し、学校に通っていました。施設実習でいんば学舎と出会い、今に繋がっています。今思うとこんなに長く働き続けるとは当時の自分は思ってもいなかったと思います。実際実習に来るまでは、障害者施設のイメージは良いものではなく、就職先の候補にもありませんでした。しかし、たったの2週間で一日が早く過ぎていく、メンバーとの関わりが楽しい、仕事内容が面白いと虜になっていました。
 

先輩からの就職活動アドバイス!

私自身、実習から就職に至ったので、他の施設等を見ることがありませんでした。なので、色々な施設や企業を見て下さいとお伝えしたいです。その中で、自分が思い描いているものに近いところが見つかればベストかなと思う反面、直感を信じるのもアリだと思います。アドバイスになりませんが自分の目で見て、感じる事が一番!