障害を、特別なことと捉えるのではなく、その人の個性であると捉えます。
いんば学舎の詩
社会福祉法人いんば福祉会《概要》
社会福祉法人印旛福祉会
障害を、特別なものと捉えるのではなく、その人の個性であると考えます。
そもそも人は皆等しい存在であり、いま生きている事実を、いまあるその姿そのものを認め合うことです。だから私たちは、『共に』農作業を通じた生活創りをコンセプトとしています。
障がいの程度・内容に関わらず、 全ての子どもたちが教育を受ける権利を獲得したのは あなたが生まれるだいぶ前の1979年のこと。 この年に養護学校の義務化が完全実施されました。
それから10年後の1989年4月、 印旛村松虫にあった村立小学校分校跡の校舎を運良く与えられ、 いんば学舎を開設。 障がいの克服と自立という考えではなく、 等しい存在として共に生活をしていく日常を創りあげることを主眼としました。
1995年4月に 「精神薄弱者更正施設・いんば学舎」(現在のいんば学舎・松虫)として 認可を受け運営開始。 重度の障がいを持っていても家庭から通える、 農作業を生活の柱に据えた場ができたのです。 この施設が認可された後、千葉ニュータウンの居住人口が増え、 この1つの施設だけではまかなえなくなり、 1999年4月に2つ目の生活の場である「いんば学舎・草深」を開設。 松虫同様、ここでも農作業や養鶏、野菜作りに取り組み始めました。
この2年後の2001年には築45年を過ぎ、 至る所に傷みがひどくなってきたた松虫の舎屋を建て替え、 現在のいんば学舎・松虫の名前に変更。
2002年4月には「地域生活支援センター 一歩」、
2006年4月に「ケアホーム 花梨」、
2006年10月に「いんば障害者相談センター」、
2007年6月に「ケアホーム 楓」、
2008年5月に「ケアホーム なでしこ」を開設。
さらに2007年5月には就労支援施設である「いんば学舎・オソロク倶楽部」をオープン。 ここは松虫や草深で収穫した食材を活かしたイタリアンレストランで、 障がいを持つメンバーがホールスタッフを担当し、お客様をもてなしています。
少子化が進んでいるものの、特別支援学校の生徒数は増加し、 特に車椅子を必要とする人々が通える施設の整備は このエリアでは深刻な問題となっており、
2013年6月に「いんば学舎・陣屋」を開設。
2009年4月に「いんば学舎・岩戸」を開設したタイミングで 「地域生活支援センター一歩」と「いんば障害者相談センター」を統括し、放課後デイサービス「ほっぷ」の運営を開始。
2014年4月には印旛郡栄町が運営していた事業を引き継ぎ、 「児童発達支援センター安食」を開設。 障がいを持って生まれた時も、 親御さんが亡くなった後の生活の時も、 障がいをもつメンバーと私たち職員は一緒になって考えて、 悩み抜いて、喜び合って、共感しながら生活をしています。
ただ、私たちが持つ施設はどこも定員が上限に達しており、 この地域の方々のニーズや今後の人口増、 現在のメンバーの年齢上限が40代という事実を考えると 彼らの20年後を支える施設がまだまだ必要です。 今後3~5年以内に宿泊訓練施設や通所、介護などの施設を作っていくためにも、 こうして初めて公募による新卒採用をスタートすることになったわけです。そして最近では、2017年6月 「グループホーム辛夷」「グループホーム金木犀」「短期入所杏」を開設することができました。
2018年6月 「グループホーム姫沙羅」開設
2018年12月「ふれあいサポートセンターいんざい」開設
2020年8月 「いんば学舎・花かご」開設
2021年4月 「いんば学舎のアトリエ(THE GREEN内)」OPEN